Pop Pulse Mini Headphone AMPレビュー [ヘッドホンアンプ]

特徴
Frequency response.dB 20hz-40khz +-0.05dB
Noise level,dBA >100dB
Dynamic range,dBA >100dB
THD,% >102dB
Stereo crosstalk,dB>105dB
POWER 32ohm >1.8W
Magnification 20dB
BATTERY : 9V X 2 PCS
長さ10.8cm 幅7cm 高さ2.4cm

オペアンプ
LME49710NA x2 ソケット
BUF634P x2


      dwr.JPG



外観
アルミケースで少しざらざらしている。
塗装はあまり綺麗でない。
全体的に作りがあまい。
入出力端子、電源スイッチ、ボリュームコントロールはフロントパネルにある。
他のスイッチは無い。ゲインの切り替えもない。

使い勝手
電池交換は六角レンチで裏蓋を開かないと出来ないので、
結構使いづらい。(kazは手で開けれるようにしている)
ボデーの大きさは大きめ。重量も結構ある。
ボリューム、入力、出力、電源スイッチは前面にある為、取り回しなどは良い。
再生時間は短い。
NEXcellの9.6V角型ニッケル水素電池 200mAhで10時間前後。

   dwfs.JPG


音質
スッキリ、クリアな音。
音のスピード感がかなりあり、叩き音などは最高によい。
ロックやヘビメタなどは相性が良い。
このアンプで「Dream Theater」を聴くとかなり興奮する。
音場もかなり広く、特に左右に広がる。
解像度も高く、分解能も良い。音の立ち上がりが良く、音のキレも良い。
余韻も十分な物をもっている。
fレンジも広く感じる。低音の重心は低く、高音の伸びも良い。
全体のバランスも良く、フラット。すこし派手な音ではある。
少し冷たい感じはある。ドライ気味。
ボーカルは男性でも女性でも相性が良い。
声の微妙な震えや息づかいまでもしっかり再現してくれる。

しかし、繋ぐ機種により大きく変化する。
上記の内容は相性の良い機種で聴いた時の印象であり、
相性の悪い機種だと聴けたものではない。
音は篭り、全体的にモゴモゴした印象になる。
しかも音場は崩れ、定位がハッキリしなくなる。正直聴いていて気持ち悪くなる。
今の所、相性の良かった機種としては、
DENON AH-D5000
Pioneer HDJ-2000
beyerdynamic T50p,DT990PRO
KLIPSCH Image X10
Final audio design FI-DC1350M1
が挙げられる。
逆に相性が悪い機種は、
Ultimate Ears 全て
Westone 全て
SHURE SE530
JTS IE-6
Etymotic Research ER-4S
AKG K702
ULTRASONE edition8
などがある。見てもらっても判る通り、相性の悪い機種の方が多い。
特にUltimate Earsとは相性が良くない。もともと音場が広いのに、
アンプにより更に音場が広くなってしまう。聴くに堪えない状況になる。
そしてクリアさが無くなる。最悪。

好み度
10段階中  8.0

意外に使用率が高い。相性の良い機種に繋いだ時の音が最高。
D5000がここまで暴れ馬にするアンプは珍しい。
またT50pの弱点であった低音域が大きく改善される。
ベイヤーらしい音になってくれる。
又、オペアンプの変更が可能な所も良い。

入手するにはオークションか個人輸入しかないが、持っていて面白い機種。
値段も高くないので個人的にはオススメする。
一回このアンプにD5000を繋いで聴いてみると、病み付きになる。








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コメント 2

moonrabbit

なかなか癖がありそうですが、
だが、そこがイイ!! d(・∀・)☆\(--
by moonrabbit (2011-03-28 01:12) 

kaz

moonrabbit 様。

nice!&コメント ありがとうございます。

そうですねw ちょっと癖がありますね。でもお気に入りです~。
今はちょっと改造してまして、またブログにアップする予定です。
by kaz (2011-03-28 09:51) 

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