Aurvana In-Ear2レビュー [イヤホン]

スペック
形式 カナル型 シングルバランスアーマチュアドライバー
周波数特性 15Hz~16kHz
インピーダンス 42Ω
感度 110dB/mW
コード長 OFCケーブル約1.2m
付属品 イヤーピース(S/M/L サイズ) 航空機用アダプター トラベルケース 
     クリーニングツール  ハードウェア保証書/テクニカルサポートパンフレット

  jgh.JPG


外観
ブロンズ色の金属ボデー。
見た感じは安っぽくない。
コードは普通から少し太め程度。使いづらい事はない。


DSCN0199.JPG


装着感
普通。
SHURE掛けも出来る。
(SHUREのソフトフォームイヤパッドを付けたら抜けなくなった・・・)

音漏れ
少ない。
後方のメッシュ部から少しだけ漏れる程度。
電車などでは気にならない。

音質 
フラット。
低音は量、質共に良い方。
中音は良い。聞きやすい音。
高音は普通。派手さはない。

このイヤホンの一番の特徴は、バランスの良さだと思う。
シングルBAにしては、低音の量もあるし、高音の伸びもまあまあ。
低音の量も十分あり、ぼやける事もない。
低音の重心はそれほど下がらないが、シングルBAにしては頑張っている。
中音は一番聞えやすく、一番綺麗に鳴っていると思う。
とても澄んでいる。しかし、少し硬い。
ボーカルの艶あは十分な物を持っている。
高音は他の音より目立ちにくい。派手さが無い事も要因だと思う。
繊細な方ではあるが、芯が細くなる事も無い。
伸びがもう少しあればより良い。少し頭打ち感が否めない。

解像度は程々。価格からするとかなり良い。
音場は普通。左右に広がる感じ。
分解能も程よく、音のまとまりがありつつ、ごちゃ混ぜになる事もない。
音的にもウォーム過ぎず聞きやすい。

好み度
10段階中  8.0

気軽に聞きたい時によく使っている。
聴き疲れもなく、音質も十分な物を持っている。
聴いていて飽きず、楽しく聴くことが出来る。

参考
音量はipodで75%くらいで十分。
前型のAurvana In-Ear からは2歩くらい進歩していると思う。
Aurvana In-Ear の欠点であった低音の量、音場の狭さが大きく改善されている。
シングルBAの代表格であるKLIPSCH Image X10にかなり近づいている。
今現在、前型との価格差は2倍程度であるが、
正直前型のAurvana In-Earを買う理由がないと思えるくらいだ。
 
相性の良いPHPAは良い意味で無い。
元々素直に鳴らす機種なので、PHPAの良い所がしっかり反映してくれる。
なのでより艶が欲しい時はSR-71A又はThe Voyager に繋ぐと良い。
よりバランス良く鳴らそうと思えばiQubeに繋ぐと良い。
鮮やかさが欲しい時はP3+ Heron。
又、DAP単体でも十分高音質なので、気軽に聞くときは直挿しで十分。

価格が1万円を切る価格帯の中では一番オススメ。
PHPAを使わない人にも使う人にもオススメできる機種。





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kaz

moonrabbit 様。

nice! ありがとうございます。
by kaz (2010-10-04 11:57) 

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