ケーブル製作に挑戦 [イヤホン]
リケーブル。
現在ケーブルを容易に交換できるヘッドホン、イヤホンは
Super.fi 5EB Super.fi 5 PRO Triple.fi 10 Pro IE8 HDJ-2000 K702 SE425
の7機種持ってます。
今までリケーブルする時はオークションや一般販売しているものを使用していました。
そしてIE8、SE425以外はリケーブルしていまして、IE8もリケーブルを考えていました。
そして色々探してみて、コレっと思ったのがnissiさんが製作しているThyone+1です。
HFI blog…で初めてnissiさんの事を知り、nissiさんのサイトにも行ってみました。
欲しいな欲しいなと思っている時に、nissiさんのサイトで
ケーブルの作成依頼受け付けを中止する、との記事がアップされていました。残念
だったらオークションで探してみようと思い、ヤフオクでIE8のケーブルを検索してみました。
しかしヒットした件数も少なく、あまり好印象な物がありませんでした。
そこでUltimate Ears用のケーブルが一本余っていたこともあり、
リケーブルに挑戦しようと思い立った訳です。
まず本体と接続する端子をどうするか考えました。
Ultimate Earsの端子では、ケーブル側の端子の方が太く、
本体に接続することが出来ません。
(IE8の端子が約0,3mm Ultimate Earsの端子が約0,8mm ←ノギスで計測)
そこでどの部品なら接続できるかネットで検索してみました。
しかしあまり情報が無く、結局わかりませんでした。
そこで、「まぁ、最悪失敗しても純正ケーブルを買えばいいし」と思い、
純正ケーブルを加工する事にしました。
まず、始めに極性の確認。
赤色に塗っている方がプラス側になります。
次に配線の加工です。
まず接続コネクタ付近の配線を切断します。
当初の予定だと、配線を少し残して配線同士を半田付けする予定でした。
しかし、純正ケーブルの配線が表面をコーティングしてあり、
配線同士で半田付けしても、導通しないことが判明しました。
仕方なくコネクタ部の端子を出して、そこに半田付けする事に。
ニッパーとカッターでプラスチック部分を解体していき、
端子を出すことに成功しました。
※ここが一番苦労しました。
両方端子を出すことが出来たら、半田付けの作業に入ります。
今回使用する半田はオヤイデ電気 SS-47で
リケーブルする配線はOFC銀メッキ シールディング メッシュ付き撚線 R/L GND*2となります。
配線側の極性を確認しつつ、半田付けしていきました。
今回配線をあまり切らなかった為、各配線に熱収縮チューブを付ける事が出来ませんでした。
なので、半田付け後片方の端子に絶縁テープと巻き、絶縁処置を施しました。
(ピントが合ってなくてスミマセン)
一応、ここで導通確認をする事をオススメします。
kazもこの時点で導通を確認してみたら、右側のプラスがショートしていました。
加工した部分をいくら見てもショートしている所がありません。
なので、今回は触っていないプラグ部分の点検をしてみました。
すると、一部配線が半田の熱で焼けていて、アースと接触していました。
直ぐに絶縁処置をして一件落着。無事、ショートも直りました。
このケーブルはヤフオクである業者から落としたもので、
左右の端子も違い、おまけにプラグ内でショート。
最悪です。
他の方も訳のわからない業者から購入する時は気をつけて下さい。
話がだいぶ逸れてしまいましたが、最後の仕上げに入ります。
コネクタと配線をピタガン(ホットガン?)で固定、形を修正をし、
熱収縮チューブで外観を良くすれば完成~。
こんな感じ
完成品の感想としては、音のスピード感とクリアさが増しました。
また高音の伸びも良く、低音の締まりも良いです。
ただ低音の重心はあまり下がっていないように思います。
他の方のサイトで、低音の重心を下げることの出来る配線は少ない、と書かれていました。
今回OFC銀メッキ線と言う事もあるので、あまり期待してはなかったのですが、残念です。
解像度はかなり向上し、Westone3と同等かそれ以上になったように思います。
そして何と言っても、音圧がかなり向上しました。
一瞬ヘッドホンで聴いているのか?と思うくらいの音圧があります。
今回のリケーブルは成功率 85%です。
純正コネクタを使用したのは正解だったと思います。
配線が簡単に抜けることもなく、端子にかかる負担も少ないと思います。
しかし失敗したなと思うところもあり、
思い立ってから作業に入るまでの準備期間があまりにも無く、(約5分)
作業途中で部品の調達をする羽目になりました。
またコネクタ部が大きくなり、装着性が悪くなりました。残念
音質自体ケーブルで大きく変わることもあるので、
みなさんも機会があればリケーブルしてみてはどうでしょうか?
ではでは (今回の製作時間 2時間半)
現在ケーブルを容易に交換できるヘッドホン、イヤホンは
Super.fi 5EB Super.fi 5 PRO Triple.fi 10 Pro IE8 HDJ-2000 K702 SE425
の7機種持ってます。
今までリケーブルする時はオークションや一般販売しているものを使用していました。
そしてIE8、SE425以外はリケーブルしていまして、IE8もリケーブルを考えていました。
そして色々探してみて、コレっと思ったのがnissiさんが製作しているThyone+1です。
HFI blog…で初めてnissiさんの事を知り、nissiさんのサイトにも行ってみました。
欲しいな欲しいなと思っている時に、nissiさんのサイトで
ケーブルの作成依頼受け付けを中止する、との記事がアップされていました。残念
だったらオークションで探してみようと思い、ヤフオクでIE8のケーブルを検索してみました。
しかしヒットした件数も少なく、あまり好印象な物がありませんでした。
そこでUltimate Ears用のケーブルが一本余っていたこともあり、
リケーブルに挑戦しようと思い立った訳です。
まず本体と接続する端子をどうするか考えました。
Ultimate Earsの端子では、ケーブル側の端子の方が太く、
本体に接続することが出来ません。
(IE8の端子が約0,3mm Ultimate Earsの端子が約0,8mm ←ノギスで計測)
そこでどの部品なら接続できるかネットで検索してみました。
しかしあまり情報が無く、結局わかりませんでした。
そこで、「まぁ、最悪失敗しても純正ケーブルを買えばいいし」と思い、
純正ケーブルを加工する事にしました。
まず、始めに極性の確認。
赤色に塗っている方がプラス側になります。
次に配線の加工です。
まず接続コネクタ付近の配線を切断します。
当初の予定だと、配線を少し残して配線同士を半田付けする予定でした。
しかし、純正ケーブルの配線が表面をコーティングしてあり、
配線同士で半田付けしても、導通しないことが判明しました。
仕方なくコネクタ部の端子を出して、そこに半田付けする事に。
ニッパーとカッターでプラスチック部分を解体していき、
端子を出すことに成功しました。
※ここが一番苦労しました。
両方端子を出すことが出来たら、半田付けの作業に入ります。
今回使用する半田はオヤイデ電気 SS-47で
リケーブルする配線はOFC銀メッキ シールディング メッシュ付き撚線 R/L GND*2となります。
配線側の極性を確認しつつ、半田付けしていきました。
今回配線をあまり切らなかった為、各配線に熱収縮チューブを付ける事が出来ませんでした。
なので、半田付け後片方の端子に絶縁テープと巻き、絶縁処置を施しました。
(ピントが合ってなくてスミマセン)
一応、ここで導通確認をする事をオススメします。
kazもこの時点で導通を確認してみたら、右側のプラスがショートしていました。
加工した部分をいくら見てもショートしている所がありません。
なので、今回は触っていないプラグ部分の点検をしてみました。
すると、一部配線が半田の熱で焼けていて、アースと接触していました。
直ぐに絶縁処置をして一件落着。無事、ショートも直りました。
このケーブルはヤフオクである業者から落としたもので、
左右の端子も違い、おまけにプラグ内でショート。
最悪です。
他の方も訳のわからない業者から購入する時は気をつけて下さい。
話がだいぶ逸れてしまいましたが、最後の仕上げに入ります。
コネクタと配線をピタガン(ホットガン?)で固定、形を修正をし、
熱収縮チューブで外観を良くすれば完成~。
こんな感じ
完成品の感想としては、音のスピード感とクリアさが増しました。
また高音の伸びも良く、低音の締まりも良いです。
ただ低音の重心はあまり下がっていないように思います。
他の方のサイトで、低音の重心を下げることの出来る配線は少ない、と書かれていました。
今回OFC銀メッキ線と言う事もあるので、あまり期待してはなかったのですが、残念です。
解像度はかなり向上し、Westone3と同等かそれ以上になったように思います。
そして何と言っても、音圧がかなり向上しました。
一瞬ヘッドホンで聴いているのか?と思うくらいの音圧があります。
今回のリケーブルは成功率 85%です。
純正コネクタを使用したのは正解だったと思います。
配線が簡単に抜けることもなく、端子にかかる負担も少ないと思います。
しかし失敗したなと思うところもあり、
思い立ってから作業に入るまでの準備期間があまりにも無く、(約5分)
作業途中で部品の調達をする羽目になりました。
またコネクタ部が大きくなり、装着性が悪くなりました。残念
音質自体ケーブルで大きく変わることもあるので、
みなさんも機会があればリケーブルしてみてはどうでしょうか?
ではでは (今回の製作時間 2時間半)
2010-08-23 17:42
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