IE-6レビュー [イヤホン]

スペック
形式 カナル型 デュアル・バランスドアーマチュア(Tweeter/Woofer)
周波数特性 20~18,000Hz
インピーダンス 22Ω
感度 120dB
コード長 約140cm
重量 約27g(ケーブル除く)
付属品 ・シリコン・イヤチップ(S/M/L)・専用キャリングケース・クリーニングロッド
mfnoww.JPG
※これは間違ったつけ方です。本当はシュアー掛け。

外観
クリアボデー。配線は太め。
シュアーのE5Cによく似ている。
クロスオーバーネットワークもE5Cと同じように配線の分岐点にあると思われる。
(ボデーからは見えない)

fbofiheo.JPG

装着感
良い。
しかしkazの耳には純正イヤーピース合わないみたいで、
かなり装着感は悪かった。
シュアーのソフトフォームイヤパッドMサイズで改善された。

音漏れ
少ない。遮音性も高い。

音質
中低音寄り。
低音は量もあり、引き締まっている。
中音は低音に負けることなくしっかり聴こえる。
高音はすこし遠い所からなっている感じ。量的にも一番少ない。

このイヤホンの一番の特徴は、ボーカルだと思う。
ボーカルの位置が絶妙。
頭の中心近くで鳴ってはいるが、圧迫感もなく適度に広がりもある。
そして艶もあり、ボーカル中心で曲を聞くにはとても適している。
サ行はまったくない。始めうちは結構あったが、
400時間くらいすると全く無くなった。(現在700時間は超えていると思う)
低音の重心は低くは無いが、中音と混ざる事も無く、
引き締まっているので、ベースやバスドラムなどとはとても相性が良い。
高音は伸びきっていない印象はあるが、音質自体は悪くなく、自然に消えてくれる。

解像度は程程。価格からすると良いほう。
音場は広い方だと思う。
分解能はまあまあ。ひとつひとつ分離するのではなく、全体的に溶け合って奏でている印象。
音と音の繋がりがよい。全体的に柔らかく鳴らしている印象。
クリアさは少し悪い。あまり気にならない程度。
ダイナミック型みたいに鳴らす機種だと思う。

好み度
10段階中  8.0

ボーカル中心で聞きたいときはこの機種に限る。
この機種ばかり使用していた時期もある。
たぶんこの機種が再生時間が一番多いと思う。(それかTriple.fi 10 Pro)
ボーカル大切さを再確認できた機種でもある。

参考
音量はipodで55%くらいで十分。
レビュー中にシュアーのSE530-JとWestoneのUM3Xと聞き比べながら書いてみた。
両機ともいい機種で、とても気に入っている。
どちらも中音が良い事で知られているが、この機種も劣っていない事を再確認できた。
鳴らし方としては、シュアーに似ている。
なのでE5Cとクロスレビューしたいものだ。

相性の良いPHPAはPortaphile V2^2 Maxxed、The Voyager 。
Portaphile V2^2 で鳴らすと、低音はさらに締まり、高音は少し鮮やかになってくれる。
The Voyager は、クリアさが良くなり、さらに音の繋がりがよくなってくれる。

価格も現在サウンドハウスで13800円とお安くなっているので、かなりオススメできる。




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kaz

ひろさん
nice! ありがとうごさいます。
by kaz (2010-07-23 23:13) 

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